「カラフル」見てきた

今週は会社帰りに映画三昧したー。
『カラフル』、『ぼくのエリ 200歳の少女』、『ヒックとドラゴン』、『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』。
いやー、お腹いっぱい。特筆すべきは2本。

『カラフル』。良かった。。。。。

クレヨンしんちゃん』の『嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』 (2001)と『嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』(2002)が最高で、それ以来、大ファンになった原恵一監督作。

特に『河童のクゥと夏休み』(2007)は大好きで、姪っ子や甥っ子が(まだ幼稚園生なので)もう少し大きくなったら是非見せてあげたい作品で、この時は上原家の飼い犬の“オッサン”にノックアウトされて涙涙。
今回の『カラフル』は、期待も大きかっただけに、どうなのどうなの?ノレるかなー?とはじめ少し入っていくのに違和感?あったけど、途中から急に主人公、真(まこと)の友人の“早乙女くん”にノックアウトされた。

そこからはずっと涙腺全開。。ココロの柔らかい部分を突つかれた、っていうか、もう、ぞうきんしぼりされた、というカンジ。カラダの中の毒素がしょっぱい水に溶けてどっとあふれ出てデトックスした。帰りの電車でも思い出し泣き。
なんの大きなクライマックスもないんだけど、小津映画のような、、、巧いなー。お兄ちゃんの眼鏡が曇るとことか芸が細かい!また今回も“揺さぶられて”しまった。これも姪たちに推薦映画リスト入りだ。

そして、もうひとつ。

ぼくのエリ 200歳の少女』。200歳の〜っていう副題を知らず、ぼくのエリ、というタイトルから、『猫が行方不明』みたいな癒し系映画かと思って見てた。
透けてしまいそうな金髪の少年と、少女なんだけど大人びても見えるエキゾチックな女の子。風景はどうやら北欧のよう。絵的にはかわいいんだけど、いっこうにそんなほんわかした雰囲気にならない。
だんだん見ていくうちに、ぜ、全然そんな映画じゃないことがわかっていく。。
予想と大幅に違ったけど、、、強烈な印象を残して終わる。うーん、すごい。子役の子たち雰囲気あるなぁ。引き込まれちゃったよ。やるなぁ。。スウェーデン映画見たのはじめてかも。余韻残りまくりで、その後、同じ日にハシゴして見に行った『ヒックとドラゴン』がかすんでしまった。

ヒックとドラゴン』は、相方さんはよくできたエンターテインメントだ!やってしまいがちなミスを犯さずにやるべきことをきちんとやってる最近マレな作品。とべた褒めしてたが...自分は悪くもないけどまあまあだった。

特攻野郎Aチーム THE MOVIE』もジャンルがまったく違うから他の作品と比べるべくもないんだけど、、、まあ、これもまあまあ。『96時間』以来、リーアム・ニーソンは良い。真面目で思慮深い大人の男、な芸風しか知らなかったから、タフガイぶりが意外でウケる。
けど『ハングオーバー』が良かったブラッドリー・クーパーは、、、腹筋割れてるとこ見れてアリガトウだけど、この人らしさが出きってなかったかなー、、ちょい無理にアホしてる、というか。。なんて。勝手に知ったふうな感想を言ってみる。今後の活躍に期待しとりますよ。