「SRサイタマノラッパー2」見てきた。

ライムスター宇多丸のシネマハスラー・ランキング2009で、「グラントリノ」を2位に押しのけて、宇多丸氏が 1位にあげていた「SR サイタマノラッパー」。その時は見たことなくて、まじー?何者???と思っていたのだが、

SR サイタマノラッパー [DVD]

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DVDが出たのでやっと見れて、ドビックリ。こりゃ、1位獲得した理由ワカル。私も2009年に見てたら2009年見た映画Best 1にしてた(なので、2010年見た映画Best5以内ほぼ確定)。そもそも日本語ラップの世界をあんまり知らない自分だけど(シネマハスラー欠かさず聞いてるけど、ライムスターの音楽は…youtubeで見たことあるくらい。スミマセン。)超楽しめた。楽しい、というか、“This is 生の日本の生のワカモノ!”よくぞこんな映画作ってくれました!待ってたよ!というカンジ。“リアル”っていうのとちょっと違くて“生”。かっこつけてない。かっこ悪いけどそこがいい。日本語ラップけっこうヤルじゃーん。

そしてそして、「SRサイタマノラッパー」で、ゆうばりオフシアター・コンペティション部門グランプリを獲得し、バリバリ期待感ありのこの続編、「SRサイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム」。前作がすごい良かったから、今回、期待はずれだったら…という心配を吹き飛ばす快心作!またもや、やってくれました。ありがとう。まだバルト9でやってるから(お早めに!)、見に行って損はないと思います!!!→公式サイト

入江悠監督、関連記事あつめて見ました。
『SR サイタマノラッパー』の続編が遂にお披露目。あの日本語ラップの先駆者が『SR』の魅力を語る!

入江悠監督インタビュー

映画監督入江悠 日記 / ブログ - BLOG【ノライヌフィルム - 映像作品全般の制作、ノライヌフィルム兼、入江悠監督のオフィシャルサイト】

監督のブログの中で、とくに興味深いのが、、↓

なぜか東京を去る理由(2010年05月23日)

映画の上映が続けば続くほどお金が無くなっていくのが、インディペンデントの映画の興行の実態です。

という。。そうなんだー。「SR サイタマノラッパー」が全県巡るプログラムピクチャー化したら面白そう。。。CMあがりのお話を作れない監督&スポンサーに気を使いまくった映画に辟易している昨今。才能ある監督や面白い作品がこれからもっと生まれるように環境が整うといいな。私たちにできるのは、劇場に足を運ぶこと。